四季の森空間blog

20140122

第5回歩こう会

寄居十二支守り本尊参り

今回は図の武州寄居十二支守り本尊まいりコースを歩いた。

zu01.jpg





東武東上線柳瀬川駅を8:18の電車に乗ると、途中小川町で乗り換えて寄居駅に9:30
に到着する。


寄居町は秩父往還の宿場町、鉢形城(日本百名城)の城下町であった。
<埼玉県大里郡寄居町 64k㎡ 3.5万人 (志木市 9k㎡ 7.1万人)>


現在はホンダ寄居工場が進出している。(13.7月稼働、フリード、フィット等年産25万台)
荒川の西側の風布川・日本水(やまとみず)は名水百選であり、風布はみかんが獲れる。

風布(ふっぷ)の風鈴躑躅(ふうりんつつじ)は埼玉天然記念物である。
風鈴躑躅は更紗灯台躑躅(さらさどうだん)ともいい、伊香保温泉のケーブルカー終点の見晴
台付近にも群生している。


yo.jpg yo2.jpg

地名の由来は「人が寄る町」「人が集う町」甲州の侍や小田原の浪士が寄り集まって住ん
でいたからとの説が新編武蔵風土記に書かれている。平成の大合併時に深谷市、熊谷
市と広域合併を検討したが合併しなかった。ホンダの大工場が来た事が寄与したのだろう。


十二支守り本尊まいりコースは駅の北口から始まる。
駅前の立派な庁舎を左手に見ながら最初の天正寺へ向かう。駅から25分の距離だ。
途中「彩甲斐街道(彩の国と甲斐の国を結ぶ道)」の国道140号線を横切る。この道
は秩父を通って雁坂トンネルを抜け甲府に至る国道である。

此処は丑と寅の天正寺で、虚空蔵菩薩が祀られている。

yor010.jpg




yor030.jpg




yor020.jpg


2番目は辰と巳の正龍寺(しょうりゅうじ)である。ここも25分の距離である。普賢菩薩を祀る。

観光協会の地図があった。

yor00.jpg






花園城主の藤田五郎正行が建立した堂々たる寺院である。

yor280sei.jpg




yor240sei.jpg


寄居北条まつり

1590年(天正18年)豊臣秀吉の小田原攻めの時、鉢形城に陣取った郷土の武将北条氏邦は、
3.5万人の豊臣勢を相手に、わずか3500人の兵力で1ヶ月余り攻防戦を続けた。この時の戦
いを再現したものが「寄居北條まつり」です。まつりの当日は、大勢の武者隊たちが登場。
市街地をパレードした後、北条・豊臣の両軍に分かれて、荒川を挟んで攻防戦を行います。
(寄居町HPより)

寄居町観光協会のHP


yor230sei.jpg






yor220sei.jpg





yor260sei.jpg





立派な仁王が待ち受けている。

yor250sei.jpg





青龍が住んでいたと言われるように、龍の彫り物や蛇の模様の浮き出た石が飾られている。

yor270sei.jpg





この寺には北条氏邦夫妻、藤田康邦夫妻の墓があるほか、氏邦の妻の大福御前(だいふく
ごぜん)の自刃の碑がある。

yor050.jpg




yor040.jpg





正龍時をあとに善導寺へ、まだ足も軽やかに向かう。
正龍寺からは20分の距離だ。


yor210sei.jpg





途中、早くも蝋梅が咲き誇っていた。

yor320sei.jpg





善導寺は正龍寺の西500mの所にある子の本尊の寺で、秩父鉄道と彩甲街道のすぐ近くにある。
千手観音菩薩が祀られている。

藤田の冠が付いてるように本寺は藤田氏の菩提寺である。

yor310zen.jpg





前の正龍時同様立派な寺である。

yor320zen.jpg





この寺の天井には狩野派の金竜斉宗信が描いた100枚の「百人一首画格天井」がある。

yor330zen.jpg






yor350zen.jpg






yor340zen.jpg






yor360zen.jpg





その参道

yor370zen.jpg






次の少林寺は卯の守り本尊である。文殊菩薩が祀られている。

yor410syou.jpg






この少林寺は善導寺から20分の距離にあるが、少し小高い羅漢山の麓にある。この羅漢山の
裏は円良田湖(つぶらた)である。

yor420syou.jpg





先程の善導寺と少林寺の中間の山の上が花園城跡である。
関越自動車道には花園ICがあるが、この一帯は花園とも呼ばれていたのだろう。

yor430syou.jpg





yor440syou.jpg






ここには五百羅漢が寺の西側の斜面一帯にある。

yor450syou.jpg





早咲きの椿が花を付けていた。

yor460syou.jpg





ここからは50分ほど歩いて市街地へ下って行く。
最初は放光院で、今年の干支の午を祀っている。勢至菩薩を祀る。

yor510houkou.jpg





市街地なのだろうか、今までの箇所に比べて誠に貧相である。

yor520houkou.jpg





yor480.jpg




周りは商店や民家が立ち並んでいる。

yor470.jpg






酉の干支の浄心寺は不動明王を祀っている。

yor500jyou.jpg





次は未と申の正樹院(しょうじゅいん)である。


yor610-sei.jpg




yor620-sei.jpg




yor600-sei.jpg





最後は玉淀駅近くの西念寺(さいねんじ)で、戌と亥となっている。阿弥陀如来が祀られている。
境内に栴檀(せんだん)の大きな木があり、沢山の実を付けていた。
”栴檀は双葉より芳し”の諺の栴檀である。ところがこの諺で言う木は白檀(びゃくだん)が
正しいのだそうです。

yor700-sai01.jpg






最後の4つはいづれも5分の距離に集中していていづれも小規模なものばかりである。
あまりお勧めではない。


9時半出発して、到着は12時30分であった。
駅前の砂場という蕎麦屋で昼飯とし、軽く一杯やった。

yor880.jpg






東上線の寄居駅
yor890.jpg





14:03分の電車に乗って、15:12分に柳瀬川に到着した。

yor910.jpg





尚、寄居駅ではICカードに2回タッチするようになっています。これが曲者で過清算される
場合がある。僕も明らかに本来の運賃以上の清算をされたので柳瀬川駅で調べて貰い、差額を
返金して貰った。
 
下記の様な注意がNETに載っている。
ICカード用の簡易改札機がありますので、案内に従いタッチしてください。なお、寄居駅では
2台の簡易改札機にタッチが必要な場合がありますので、十分ご注意ください(必要なタッチ
をしないと、違う経路で計算されることにより本来より高い金額で精算されてしまうことなど
があります)。

最新使用から20件までしか利用履歴が残らないので、怪しいと思ったらその履歴が残ってい
る内に返金を受けるか、駅の券売機で履歴印刷をしておかないと返金は受けられない。

不明なら東武お客様センターに電話すればよい。(03-5962-0102 年末年始以外は年中無休
8:30~19:00)
もし多額のチャージをしていると気づかずに済ませてしまう場合もある。特に生越や寄居駅な
どは東武の駅員はいないので特に要注意である。客に損害を与えるかも知れないのでこれは東
武はもっとPRし改善するべきである。






zu02.jpg


今回は訪れなかったが、荒川の向こうに鉢形城跡がある。この城は関東管領山内上杉氏の家臣
である長尾景春が築城。その後、小田原の後北条氏時代に北条氏邦によって整備拡張され、後
北条氏の上野国支配の拠点となった。その後、1590年(天正18年)豊臣秀吉の小田原攻時に前
田利家・上杉景勝・島田利正・真田昌幸等3.5万に責められ落城した。

池波正太郎との関係
「忍びの旗(新潮文庫)」は鉢形城を舞台にした秀吉の小田原攻め時の甲賀の抜け忍者の話。
本書執筆で当所を訪れた池波がお気に入りの料亭「京亭」は鮎料理で有名。要予約で予算は
約8,000円から。
ここは荒川を見下ろす景観や庭が素晴らしい。宿泊も可能。鮎が獲れる梅雨明けがベスト。
→「鉢形城見学」と「京亭」コースでまた来たい。

大寒にも関わらず暖かく、距離も丁度よい「歩こう会」でした。





→ この頁の最初に戻る
→ HPの最初に戻る


***
スポンサーサイト

20140120


2013.12.19に東北自動車道上り線の羽生パーキングに「鬼平江戸処」が開所した。

han00.jpg
(NEXCO東日本のHPより拝借)


近年NEXCOはサービスエリアやパーキングエリアを盛んにリニューアルしていて、かっての道路公団時代のつま
らないものから利用者に魅力のあるものへの変貌を遂げつつあり、この面では企業努力が感じられる。
2005年10月に前東京都知事の猪瀬氏らの働きかけもあって民営化されて9年も経過したのである。



han01.jpg


江戸時代に日光街道の要衝であり、江戸の入り口となる「栗橋関所」が設けられていた埼玉県久喜市栗橋北が羽生PA
から近いことから、羽生PAを現代の関所に見立てたところから発案されたという。鬼平江戸処は2010年6月にオープン
したNEXCO東日本の関越自動車道 寄居PA(上り)「寄居 星の王子様PA」に続き、2つめの「テーマ型エリア」となる。
(NEXCO東日本のHPより)


han02.jpg




建物もエイジング作業でわざと汚して年代物の感じを出したり、刀傷を付けるなどの工夫もされている。

han03.jpg




han04.jpg



han05.jpg



han06.jpg




中の店も、鬼平の小説でお馴染みの店があったり、鬼平の好きな食べ物等もある。


han08.jpg


han09.jpg


han10.jpg




五鉄の「軍鶏鍋」か忠八の「鰻」でも食べようと思ったが、腹が減っていなくて「一本饂飩」に模した葛餠を食べた。

han11.jpg


鬼平江戸処のHP


han07.jpg


もし東京方面から行くのであれば、羽生ICで降りて左折して羽生ICに隣接している「さいたま水族館」で淡水魚
でも見学してから、利根川を渡り館林ICからこの羽生パーキングに向かうのがよろしいようで!

→ この頁の最初に戻る
→ HPの最初に戻る




***