四季の森空間blog

20131011

(10.04)

 円楽一門会にとっては32年ぶりの定席出演となった池袋演芸場での「楽
太郎改め六代目三遊亭円楽襲名披露興行」に行った。我が家からは新宿末廣
亭も池袋演芸場も30分程で行けるのだが、池袋の方に出かけた。

 池袋演芸場は東京の他の定席(鈴本演芸場285席、浅草演芸ホール34
0席、新宿末廣亭313席、国立演芸場300席)に比べて一番小さく93
席である。そのせいで演者との距離が近く、最後部の席でも演者の息遣いが
聞こえるなどの利点があり、客席との一体感がある。

 通常は木戸銭は2,500円だが、今回は特別興行のため3,000円だった。65歳
以上なら通常は2,000円で、特別の旗日限定の「福袋演芸場」の時には1,000
円となる。


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三ツ組橘、圓楽一門の定紋と六代目三遊亭円楽

 定席の寄席を持たない円楽一門会が、例外的に東京の定席で披露興行出来
たのは、桂歌丸が会長、三遊亭小遊三が副会長を務めている落語芸術協会の
支援があったからである。鈴本演芸場は落語芸術協会の出演を認めていない
ので、この興行はできない。池袋演芸場への出演は三遊亭一門の円遊、遊三
、円橘、小遊三等の他、笑福亭鶴光等であった。


 襲名披露口上は桂米助が司会をし、自身も落語を語った。米助の落語は初
めて聞いた。米助は1967年に4代目桂米丸に入門し、1970年『笑点』の座布団
運び役、1981年10月 真打昇進した。「突撃!隣の晩ごはん」で有名である。
トリは無論円楽の落語だった。語り口は五代目に似てきた感じであり、テン
ポも良く、少々疲れ気味のようだったが、落語は大層面白かった。


 東京の落語界は落語協会、落語芸術協会、円楽一門会、落語立川流の4つ
がある。個性的な面々ばかりだから致し方ないのだろうが、もうすこしスッ
キリならないものだろうか?

 落語協会は主に上記の定席で演じ、落語芸術協会は鈴本演芸場を除く定席
に出演する。円楽一門会は定席で演じられないので、両国寄席や国立演芸場
やその他のホールを点々として演じ、落語立川流は国立演芸場、お江戸日本
橋亭、お江戸広小路亭、横浜にぎわい座、東京芸術劇場等に出演する。

落語界もまた複雑なのである!


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